今週は現場を回りながら、つくづく天気が工事の段取りを左右するなあと感じていました。台風や秋雨前線の影響で長雨や強いにわか雨が続いた日があり、近畿でも大雨や長時間の降り続きに注意が呼びかけられていました。(fnn.jp)
朝の天気予報を見て現場を組み替えたり、急きょ点検を入れたりすることが増えたのですが、短時間に強い雨が降ることが各地で確認されており、兵庫やその周辺で記録的短時間大雨情報が出された場所もありました。現場で見る“いつもとちがう水の出方”は、後で大きな手間になりやすいので早めに手当てしたいと改めて思いました。(agora.ex.nii.ac.jp)
地震の話題も気にしていたので気象庁の震源リストを確認すると、週の前半に日本海側で震源が確認されていました。今回は本社へ戻っての点検が必要なような被害報告は入っていませんが、地下や古い配管の不安定さを感じる現場もあり、念のため屋上やベランダの排水まわりは雨の後に必ず見ておこうと決めました。(data.jma.go.jp)
ここ数日の雨量が多かったのは統計データにも出ていて、9月下旬からの降り方で普段よりまとまった雨が観測された日もありました。そういう日が続くと、普段は気にならない小さなひび割れやドレン(排水口)周りの汚れ、鉢植えのバラつきが顕在化します。現場で見つけたら、まずは写真を撮って、汚れの除去と排水の通りを確認するだけでも被害の拡大を防げます。(data.jma.go.jp)
今週回ったのは大阪市東住吉区の賃貸アパート、和泉市の戸建て屋上、摂津市の小さなアパート、堺市南区の分譲マンションのベランダ、そして大阪市鶴見区や堺市東区、中央区の古い建物と新しい建物が並ぶ現場たち。城東区の細い道での搬入や、堺市南区の郊外での屋上の見え方の違いなど、同じ「ベランダ」や「屋上」でも場所ごとに気をつけることが違うなと改めて感じました。
具体的に現場で気づいたことを、住人や管理会社さんに伝えやすい形でまとめるとこんな感じです。長い説明は不要で、まず現地で確認してほしいのは以下の点です。
- ドレンのつまりチェック:鉢植えの土、落ち葉、細かなごみで詰まりやすい箇所を雨の後に見てください。排水が遅いと水が滞留して防水層に負担がかかります。
- 小さな水たまりの場所特定:バルコニーや屋上で同じ場所に水たまりができると、下地の劣化が進んでいる可能性があります。写真を残して経過を見ましょう。
- 外壁のすじ・しみのチェック:雨だれが目立つ箇所は、外壁塗装の劣化やシーリングの切れが原因のことが多いです。早めの相談が安心です。
管理会社さんやオーナーさんへ伝えるときは、作業日程や住人対応の手順を最初に伝えておくとスムーズです。例えば、ベランダ防水の調査で足場や作業のために窓側へ荷物を移動していただくことがあるなら、早めに案内を出しておくと住人の方も安心して協力してくれます。
現場で感じることの一つに、工事の前に「ちょっとした片づけ」をお願いするだけで工事が早く終わる、という日常の工夫があります。植木や小物家具を一時的に移動してもらえると、ウレタン防水やFRP防水の施工がきれいに行えますし、塗装も塗りムラが出にくくなります。
最後に、雨が続いた直後の点検はおすすめです。特に大阪市や城東区など市街地の現場、そして東住吉区や鶴見区、中央区の集合住宅では、排水の位置や道路事情で搬入計画も変わります。郊外の和泉市や堺市南区・堺市東区では屋上の風当たりや日照の影響が違うので、同じ工事でも工法や作業日の選び方を少し変えるだけで長持ちします。
雨の多い季節、外壁塗装や防水の相談は「今すぐ壊れていないから後で」で済ませがちですが、ちいさな手当てが将来の大きなトラブルを防ぎます。今日は夕方に現場で見つけた小さなドレンの詰まりを住人さんと一緒に掃除して、帰り道にほっとした気持ちになりました。お茶でも飲みながら、また次の現場へ向かいます。
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