退去後の水まわりで迷ったときに—ユニットバス塗装とキッチン小直しの現場から

今日は朝から現場をいくつか回ってきました。午後からは少し雨がぱらついて、大阪市内でも傘を持っている人が多かったです。そんな合間に立ち寄ったのは城東区の退去物件。ユニットバスの表面がくすんでいて、床のゴム部分の劣化が目立つお部屋でした。

退去後の水まわりでよく相談されるのは、「交換したほうがいいのか、それとも塗装や部分的な補修で十分か」ということ。ユニットバスは、設備の年式や使われ方によって判断が変わります。今回は浴槽や壁面に深い割れや水漏れの跡がないため、全面交換ではなく塗装とシーリングの打ち替えで印象を十分に変えられると判断しました。交換は大掛かりになるぶん、搬入経路や工期調整、騒音対策など手間も増えますから、見積り依頼の前に現地でしっかり状態を確認することをおすすめしています。

実は今週は、浪速区のワンルームでは換気扇の動作不良、旭区のファミリータイプではキッチン周りの水染み、富田林市の戸建てではフローリングの反り、岸和田市では換気経路の点検、柏原市ではクロスの部分貼替といった具合に、いろいろな現場を回りました。地域ごとに建物の構造や搬入のしやすさ、周囲の環境が違うなと改めて感じます。浪速区のように道路が狭いところでは、ユニットバスの搬入が難しいことがあるので、工事前に必ず確認することのひとつに搬入経路の確認を入れています。

クロス(壁紙)については、全部貼り替えるよりも>部分貼替で対応するケースが増えています。入居者の負担を抑えつつ、視覚的な印象を良くするには有効です。ただし、貼替箇所が目立ちやすい場所や、剥がれの範囲が広い場合は全面貼替が安心です。旭区の現場では、キッチン背面だけ色調を変えてアクセントにする提案をしたら、大家さんが気に入ってくださったこともありました。

水回りの工事で見落としがちなのは換気と排水の状態。岸和田市で見たお宅は換気の吸気口が詰まりかけていて、ユニットバス塗装後ににおいが残りやすくなるリスクがありました。換気扇やダクトの点検・清掃は、仕上げをきれいにしても意味が薄くなることがあるので、セットで検討すると安心です。

見積り依頼のときに役立つ伝え方のコツをひとつ。写真を送る場合は、全体像と気になる箇所をアップで撮ると業者が状況を把握しやすいです。特に浴室やキッチンは天井から床まで収まる写真と、劣化している部分のクローズアップがあると見積もりがスムーズになります。あと、搬入経路の写真(建物前の道路幅やエントランスの扉の幅)も忘れずに。

最後に、現場でいつも心がけていることを書きます。どんなに小さな工事でも、近隣への配慮と住人対応を丁寧にすること。大阪府内でも地域性があって、例えば富田林市の戸建てではご近所との距離が近いケースが多いので、作業時間や駐車場所には特に気を使います。城東区や浪速区、大阪市旭区のような市内中心部では、搬入の段取りを前日までに詰めておくと当日のトラブルが減ります。

雨の多い季節、ユニットバスやキッチンの相談が増えます。お急ぎならその旨を一言添えて見積り依頼をしてくださいね。ちょっとした補修で入居率や印象が変わることが多いので、気になる点があれば早めに現地で一緒に見ていくのがいちばんです。


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