朝からしとしと雨が続く日。大阪市の城東区の事務所を出て、今日は堺市南区のアパート、午後は千早赤阪村の連棟住宅と、大阪市淀川区のワンルームを回る予定でした。雨が続くと現場で気になるのはやっぱり床まわりの湿気です。退去後の原状回復工事で「フローリングに張り替えるべきか」「クッションフロアで手早く仕上げるべきか」は、現地を見てからじゃないと判断がつかないことが多いなと改めて思った一日でした。
堺市南区では、入居者さんが長く住まわれたお部屋でフローリング表面に擦り傷や部分的なへこみが見られました。表面だけなら部分補修やワックスで見た目を整えられることもありますが、下地がしっかりしているかが大事です。下地がふわふわしている、あるいは床が浮いているような感触があれば、単に上張りするだけでは再発しやすいので大工工事で下地を直す判断になります。
一方、千早赤阪村の現場は古い建物で、床に染みや色ムラが多数。短期間で次の入居を決めたいオーナーさんには、費用と工期の面からクッションフロアを選ぶケースが多いです。クッションフロアは水に強く掃除もしやすいので、次の入居者が決まるまでの空室対策として有効。ただ、マンションや分譲の集合住宅だと防音規定や見た目のランクでフローリングを希望されることもあるので、管理会社さんと事前に確認が必要です。
淀川区で見たワンルームは、洗濯パン周りに水じみがあり、床材の継ぎ目から水が入った形跡が。こうした水回り由来のダメージは、放置すると下地の腐食やカビにつながりやすいので、まずは洗濯機パンと周辺の防水処理、換気の確認が先決です。ユニットバスとの間に段差があるか、床下の点検口があるかなど、見積り依頼の際に写真でわかるようにしていただけると助かります。
見積りを頼む前に撮っておくと役立つ写真と伝え方
見積り依頼をいただくとき、現場が離れているときほど写真の情報が重要になります。私が現場でよくお願いするのは次のような写真です。
- 床全体の引きの写真と、床の端(巾木との接合部やドア下の段差)をアップで撮る
- 洗濯機パン、キッチン床との取り合い、浴室まわりの境目の写真
- 床に触ったときのたわみが分かるような角度の写真(可能なら動画)
- 床下点検口やバルコニー、ベランダからの出入口の写真(漏水の可能性確認用)
箕面市や東大阪市の現場でもこうした写真があると、現地調査の際に無駄が少なくなります。写真だけで確定できない場合は現地確認をおすすめしますが、事前の情報がそろっていると見積りの質が上がります。
もう一つ、ユニットバスの話。浴室は交換となると工事金額も大きくなりがちなので、状態によってはユニットバス塗装で見た目を改善する選択肢が出てきます。換気扇の効きが悪いと塗装後もカビが気になるので、塗装を検討するときは換気性能の確認と清掃、場合によっては換気扇の交換も合わせて考えてください。私たちも大阪府内の現場で、塗装+換気整備で十分対応できたケースを見ています。
最後に、退去後の原状回復は入居募集のタイミングとも密接に関係します。入居者の層(単身向けかファミリー向けか)や募集予定時期、マンションなら管理規約の制約などで最適な工事内容は変わります。城東区や近隣の管理会社さん、オーナーさんと連携して決めるのが一番です。
雨の一日で足元が気になることも多かったですが、ひとつひとつ直していけば次の入居者さんに気持ちよく住んでもらえます。現場で見つけた小さな違和感は放っておくと大きな手直しになることがあるので、気になる箇所があれば遠慮なく相談してくださいね。
会社情報
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電話:06-6978-4666
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